インビザラインファースト
当院は小児期の不正咬合の改善として、小児矯正に力を入れております。
成人からの矯正ではどうしても抜歯が必要になったり、骨格的に難しく外科矯正がベストな方法になってくることも少なくありません。
小児期の柔軟な骨格のうちにできることがある、見た目にも、機能的にも小児期からの介入がより良い結果を生むことは明らかです。(もちろん成長期が終了してからの治療が良いこともあります)
当院では、顎育てを重点的に行う顎顔面矯正、目立たない、痛みが少ない矯正としてインビザラインファースト、また既製のマウスピース矯正で機能的な不正咬合を改善させるプレオルソ。この三つの方法の中から患者様に合わせて治療を行っております。
私は顎顔面矯正の治療法にほれ込んで矯正を始めましたが、装置を入れる期間が長くなると虫歯のリスクも上がることから、虫歯になりにくい、そして、症例によっては永久歯のスペースもしっかり拡げてくれるインビザラインファーストも増えてきました。
取り外して食事ができる、歯磨きも取り外してできるから、むしばのリスクが減る
痛みがなく、透明で目立たないのでお子さんが喜んで使ってくれる。
拡げながら並べてくれる。などなど様々なメリットがあります。
インビザラインファーストを使い始めて半年ほどたつと・・・
ここまで歯が並んできます。
この子の場合は上顎の劣成長も認めたので上顎牽引装置を併用しました。
それにより上顎も前に出てきれいなスマイルラインになりました。
矯正治療半年後には・・・
歯列幅が増えてスマイルラインがきれいになり、口角も上がりやすくなります。
小児期に矯正をして笑顔に自信が持てるようになることは子供さんにとって最高の贈り物になるのではないでしょうか
